岡田斗司夫「いつまでもデブだと思うなよ」読了

会社で1/5残りを帰宅してから一気に読んだ。新書は早く読めるから良い。
以下の引用部分で思わず吹いた。

学歴主義社会から見た目主義社会へ変化している世の中で、周囲と際立って違う一面だけを単純化して「キャラ」付けされるのが見た目社会の特徴だという。
そして

まぁ、自分から「オタクの王様・オタキング」などと名乗ってたから、視聴者からは「オタク」の人というラベリングかなぁ、と考えていた。
が、違っていた。
私のキャラは「デブ」だったのだ。

私もてっきり「オタキング」だとばかり思っていたが、実際に会って話をする機会があると「デブ」というキャラ付けしてしまうのかも。


氏がダイエットに成功した結果、この「キャラ付け」が解除された。そして「失って初めてわかる『キャラ』付けの怖さ」という体験談。これをダイエットの動機に利用すると良いらしい。

あと、耳が痛いのは

太っているのは、毎日まいにち、「太り続けている行動」を繰り返している結果なのだ。
絶え間なく太る努力をし続けなければ、そんな太り続けることなどできない。
並外れて太っていた私は「並外れて太る行動」をとり続けていたのだ。

結果にはそれに見合うだけの努力があると・・・


あと、レコーディングダイエットをより確実に成功させるために、いくつか段階に分けられている。

  • 助走…記録をつける練習期間
  • 離陸…数値計測の練習期間
  • 上昇…カロリー制御開始
  • 巡航…対ホメオスタシス
  • 再加速…数値に頼らないための練習
  • 軌道到達…悟りの境地