対策1
- ナックル(D)下に別のスペーサーを1mmを入れる
こうすると1G状態でもナックル(D)下のスペースはなくなるので安定した加速が得られる。(0.75mmまで減らすとややばたつく。0.5mmに減らすと走行に支障が出る)しかし、この方法ではサスストロークが制限され、十分に動くことができない。
(伸び状態)
α−(Aa+B+Ca+D+1)
=14.3 - (14.2 + 1)
=-0.9mm
マイナスということははみ出したってことだが、実際にはスプリング(A)が0.9mm縮んだ状態で収めることになる。
よって
=0mm
(縮み状態)
α−(Ab+B+Ca+D+1)
=14.3 - (12.3 + 1)
=1mm
つまりサスストロークが1.8mmから1.0mmへ減少しているわけだ。
おっとここで忘れてはいけないのが最大ストローク(X)。ナックル下に入れるとこいつが減ってしまうゾ。
α−(Cb+D)
=14.3 - (4 + 8.5 + 1)
=0.8mm
最大ストローク(X)の方が短かいということは、リミッタ(C)が先にぶつかって止まるということだ。よってストロークは0.8mm。