「電池電圧チェッカー」完成品放出
居酒屋ガレージさんとこで電池電圧チェッカーの完成品が出てたのでゲットしてきました。
詳細はこちら
※乾電池の残量チェックやニッケル水素電池の 充電状態チェックに! 電池電圧チェッカー組み立てキット http://homepage3.nifty.com/act-ele/batv21/batv1.htm
特性
お手軽に電池にテスターあてて測るのと何が違うかというと
- 負荷を掛けたときのドロップ電圧が表示されるので、いちいち計算しなくていい。(=内部抵抗を推測できる)
- 電池に負荷をかける時間が短い(0.13秒↓下記参照)ので、安心して測定できる。(電池が消耗して値が変わるのを避けることができる。)
- 携帯できるサイズなので現地ですぐにチェックできる。(充電状況の把握、タレたときに電池がどうなってるのか見える、etc)
ほかにもあるけど、特に上記3点が購入の主な動機。
以下、引用
http://homepage3.nifty.com/act-ele/batv21/batv1.htm ・トグルスイッチで電池電圧測定時の負荷抵抗を変えられます。 無負荷、4.7Ω負荷、1Ω負荷の3段切り替えとなっています。 (4.7Ωはマンガン、アルカリ乾電池のチェックに、 1Ωはニッカド、ニッケル水素充電池のチェックに) ・プッシュスイッチを押している間、「無負荷時電圧 − 負荷時電圧」の値、 つまり負荷をかけたときにドロップした電圧値を表示することができます。 これで、どのくらいの内部抵抗になっているのか推定できるでしょう。 ・電池に負荷をかけて電流を流している時間を極力短くし、なるべく電池に 負担をかけないようにしています。 およそ1秒サイクルで電池電圧の表示を行い、そのうちの約0.13秒間だけ 電池に負荷をつないで電池電圧を測定しています。 他の期間は無負荷状態で、回路電流(およそ20mA)が流れるだけです。 負荷抵抗を1Ωにしての測定でも、測定時間のおよそ1/8しか負荷抵抗が つながっていないので、電圧測定による消耗が避けられます。
経緯
初めて見たのは随分前でしたが、その時は、はんだづけ初心者だったのでキット購入にまでは至りませんでした。
でも、今改めて中身みてみると、はんだづけは十分可能な範囲でした。どっちかというとケース加工が重いかも。
とはいえ、その辺は完成品ということで安心して購入。
そういえばミニッツカップ参加してた人のブログか何かで、この装置の写真を見た気がする。どこか忘れたけど。
使ってみた
家に帰って、手持ちの電池を調べてみた。
同時期に購入したグループで測ってみたが、ドロップ電圧が0.05〜0.12まで幅があった。
0.01単位で分類して、4本ずつ並べることでマッチングしてみた。
あと、充電直後や、放電直後でも計測してみたが、同じ値が出たのは意外。もっと電池の状態によって数値がモロに影響受けるイメージだったので。
欲を言えばもう1桁精度があれば、順位がつけやすいけど、それは内部抵抗測定装置の領域ですね。
あと、0.05以下の数値がでないのは、電池の特性(起電力?)のせいかな?
内部抵抗見たら差があるといいなぁ。
数時間触った印象だけど、エリート電池に順位をつけるような選別はむずかしそうだけど、一軍、二軍の選別には十分使えそう。*1
今回は電圧自体はノーチェックなので、ピットで充電後の電圧も含めてチェックしたい。
あと、数周走って、タレ始めたときに、どの位置の電池が消耗してるか確認するのも面白そう。
追記
しばらく使ってみての感想
http://d.hatena.ne.jp/panda728/20090912
動画中、
ボタン押しっぱなしで表示される「0.14」が負荷電圧差の値(=小さいほど元気な電池)
ボタン離したときの「1.15」の値が負荷かかってる状態の電圧。
スイッチを戻したときに表示される「1.29」が無負荷の電圧(=テスターを当てて見える電圧)
1.29 - 1.15 = 0.14 という計算
この数字で並び替えることで、電池の特性が揃ったマッチングが可能・・・かもしれない。
(マッチングの精度を上げたければ、それなりの手順が必要かも)
とはいえ、電池入れてボタン押したら、すぐに結果が見えるので、
他の放電器をつかった作業にくらべたら、大量の電池を仕分けるとスピード感が段違いに速い。
内部抵抗測定機触ってきた。
今回は直接現地にお邪魔して購入してきたわけですが、それはこいつを触ってみたかったからってのが主な理由。
電池を入れると、即、内部抵抗が表示される装置です。
これはいいです。ミニッツやり始めて、電池の良し悪しに悩みはじめたときに夢見た装置そのまんまの形でした。
持ち込んだ電池をいくつかはかってみましたが、古い電池と新しい電池で三倍ぐらいの差がでてたので、マッチングの基準としては理想的なんじゃないかと。
数値自体は、他の人の意見を聞いたところ、やや大きめにでてたようですが、それは電池ボックスの抵抗込みの数字だからかなと推測。電池ボックスの抵抗値がわかれば、その分減算すれば電池だけの値がわかるかも。もしくは抵抗の少なくて、安定して固定できるプローブが必要か。
実機はテスト機なので、そのまま放出は無理(調子悪くなっても、一般人にはメンテ不能)とのこと。
まぁこの状態で持ち歩くのは無謀ですね。
せめてキット化しないと手に入れるのは難しそうです。
手に入れたければ、とりあえず20人ぐらい有志があつめるか、51で仕入れてもらってシェアして使うとかしないと難しそうです(^^;
*1:印象なので、来週には違うこと言うので真に受けないように(w