ケミカルグッズ探索

ドライファストルブ見つからねぇ(T_T)

考えてみたらドライファストルブもSUPER-CRC5-56も(テフロン®=フッ素樹脂(4フッ化エチレン樹脂等)=PTFE=PFA)配合なんだね。違いといえば、乾式か湿式かの違いなのかな。
この差は、乾式だと耐久性は劣るが、ホコリが付着しないためプラスチック系ギアに。ベアリングみたいな金属相手だと湿式なほうが耐久性高くで持ちが良いという理解でいいのか

こう考えると気になるのが「ハイビスコ スーパールブ 高粘着性潤滑剤」だ。成分に潤滑油基油/潤滑油添加剤 A/潤滑油添加剤 B/四フッ化エチレン樹脂/防錆添加剤/増粘剤/イソヘキサン/液化石油ガスとてんこもり。石油ガスってことはプラスチックには使えないのかな。成分だけ見てるとSUPER CRC5-56より強そうだ。


あとテフロンは摩擦係数では最強だが、基本は通電しないってことなので、モーターには使わないほうが無難か。というわけで、モーターなんかの電気系統にはCRC2-26でFA。カーボン洗浄できるってのが頼もしい。でも潤滑には一抹の不安がある。まぁ一応鉱物油が入ってるらしいので、1パックごとに2-26すれば安泰


あと気になるのは「シリコン ルブスプレー 滑走・離型剤」。プラスチックへの攻撃性はないようだけど、ジメチルシリコーンオイルってのは安いのがメリットだけど、摩擦係数が0.6ぐらいか。これではテフロンや二硫化モリブデンとかには負けるなぁ。ただし帯電防止効果があるらしいのでシャシーに塗ればAD病対策になるかも

まとめると
プラスチック系のサーボ/デフ/ピニオンなどのギアにはドライファストルブ
ベアリングにはSUPER CRC 5-56
モーターにはCRC 2-26

  • ドライファストルブ

利点:テフロンで摩擦係数が低い。乾式なのでホコリがつきにくい。プラスチックにも使える
欠点:耐久性低い。テフロンは通電しない。

  • SUPER CRC 5-56

利点:テフロン配合で摩擦係数が低い。湿式で耐久性が高い
欠点:プラスチック部品への攻撃性がありそう。湿式なのでホコリを集める。テフロンは通電しない。

利点:カーボン除去が可能。電気系統に使用可能。
欠点:摩擦係数でテフロンに負ける。