DC-DCコンバータVer5試作完成

仕事の帰り道、歩きながら、前回のDCコンのことを考えてた。
あの形だと、そのうち線が根元から切れちまいそうだなぁ・・・と(莫

そのとき不意に余分なものがそぎ落とされて一つのイメージに昇華した。
その勢いで一気に組み上げ

5代目 DC-DCコンバータの完成である(中央の黒いのが本体)


5代目コンセプト

66mm x 16mm x 8mm のコンパクトサイズに、MAX 8A出力可能なDC-DCコンバータのできあがり。
XT60コネクタを基板に直結することで、線を廃止して、サイズをコンパクトにまとめつつ耐久性を確保。


おかげで前バージョンと違い、少々乱暴に扱っても線が切れて修理不可能になる恐れがなくなった。


また、入出力の双方をXT60コネクタにしたので、入力も出力も特定のコネクタに制限されることなく交換可能になった。
そのため1台で複数の用途に使用できて応用範囲が広がりそう。

なお、XT60コネクタなら逆接の心配もないので、差し替えも安心

基本SPEC

基本SPECは前回と同様

ACアダプタの置き換えや、タイヤセッターのスピード調整に使用可能な出力電圧可変型のスイッチング方式降圧型電源

  • 入力電圧:6V〜14V
  • 出力電圧:0.8V〜6.6V
  • 出力電流:8A(MAX)

安定化電源や電池の12Vを入力して6.6V以下の電圧を出力可
今回は3Vで8A出力テスト実施。8Aでも安定動作

Ver3までは3A以上は使えなかったので大きな進歩
これだけあればタイヤセッターで使っても十分なトルクが得られそう。

ただ8A出力を続けたら、コネクタは熱を持つのは避けられなかった。
とはいえ暖かくなる程度ですむなら上出来なのでこれでよしとする。

残念なところ

微妙にコネクタがずれて、中心線がずれた(T_T)
基板に切り込みいれてはんだづけするとかすればよかったかも

壊れにくい構成にするための両方コネクタ方式だったが、本当は接触抵抗が増えて無駄が多い。
だがしかし。分離・合体できるAパーツ、Bパーツ構成には、それを補って余りあるロマンが(莫

あと、もっと組み立てが楽になるかと思ったけど、やっぱり手間がかかる。
これについては専用基板おこすとかしないと解決しないかも

ちなみに専用基板だったら、もう1センチぐらい全長短くできそう。
切り込みも上手く入れたら、断然作りやすくなるかも
今は。はんだづけのスペースがなくなると困るので、実装スペースにはかなり余裕を持たせてあるので(^^;

残念ながら私には基板起こすスキルはないので、誰かつくってくんないかな
あと1機分の部品はあるんだけど(w

今後の野望

ON/OFFスイッチと通電ランプの追加
それとタイヤセッターのスピード調整用にボリューム抵抗追加
それぞれ端子は取れるようにしてあるので、今後試して遊びたい。


一応スライドボリュームも買ってある。
側面にぴったりはまるとカッコいいんだが
それは今後のお楽しみ。


それと、せっかくなので5V出力にして、iPhoneやら携帯機器のUSB充電がしたいかも
RC用の3Sで11.1VなLiPo電池が余ってるので、それが活用できると嬉しい。
この形なら安心して持ち運べそうだし(^^;