理屈は後からついてくるんです

ミニッツに通じるものを感じたのでメモ

「悪玉」技術が味方になった東芝・垂直磁気記録HDD開発 
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=MMIT2J000016092008
 「理屈は後からついてくるんです。膨大な実験のなかから、結果につながるものを並べるとこういうシナリオになる。もちろん原理は先にあるわけですが、一番よく説明できる理屈はどれかというのは、実験を重ねて納得するんです。磁性材料は自然のものなので、やってみないとわからないことがたくさんある。人間がコントロールしているというようなおこがましいことは言えません」
 「弓道の世界と同じで、常に一の矢、二の矢、三の矢と用意しているんです。モノにならなかった矢もたくさんあります。『こんなの打ったっけ?』というくらい(笑)。」

「理屈は後からついてくるんです」っていうのがすばらしい。
いろんなこと試して「結果につながるもの」を並べていくという部分に、ミニッツのセッティングにも通じるものを感じた。
「もちろん原理は先にある」という部分も重要。そういった「原理」に近づいてると、的を外す回数が減るんだろうけど、そこにたどり着くにはまだまだ遠い感じ。


まだまだモノにならない矢を打ちまくる必要がありそうです