MAHA POWEREX バッテリーアナライザ MH-C9000始動

仕事が忙しいので、つい衝動買い...じゃなくて、
休み返上でがんばって働いている自分へのご褒美にと買ったブツが、今日届いた。

MAHA POWEREX バッテリーアナライザ MH-C9000です。

宣伝文句

以下の通り

この製品だけで充電、放電はもちろん充電池の
コンディショニング、ブレークイン、マッチドバッテリー製作に
必要なデータ取りまでおこなえる
単三・単四型充電器の決定版。
本格的にバッテリー管理をおこないたいユーザーの必須アイテム

【本製品の機能と仕様】
●4つの独立した充電回路で1-4本の
 単三、単四型ニッカド・ニッケル水素充電池を充放電できます(混在可能)
●視認性の高いホワイトバックライトLCD液晶
●様々なデータ(容量、電圧、時間、電流)を数字で管理できます。
 容量による充電池のマッチドも可能
●バッテリーデータの分析に役立つ5つの動作モード
 (充電、リフレッシュ&アナライズ、ブレークイン、放電、サイクル)
●0.2A〜2.0Aまで19種類の充電電流を設定可能
●0.1A〜1.0Aまで10種類の放電電流を設定可能
●過充電、過放電によるダメージを防止する温度センサーを内蔵
●チルトアップスタンド装備
●入力はAC100Vで取扱いが容易
●本体サイズ : 110 x 165 x 42mm

値段は結局1万ほどかかった。

参考サイト

こちらのブログで知ったのだが、
高いのでその時は買うつもりはなかったんだが、
ついポチッ☆としてしまった。

Mash Up Groove 
http://awd.vox.com/library/post/maha-powerex-mh-c9000-aaaaa-chargeranalyzer.html

グラフありのレポートはこちら

kimihiko-yano.net 単四電池のテストレポート
http://www.kimihiko-yano.net/weblog/cgi-bin/archives/004685.html

サイズ比較

底面積で比較するとDynaPowerの倍、
クイックエコ=ディープインパクトの1.5倍。とにかく液晶がでかい。


使ってみると

早速、使い古しの単3エネループで放電と充電をやってみる。
一本セットするごとに、モード設定やら電流設定が必要。
手間はかかるが、細かい設定ができることが最優先だ。
まずはデフォルトの500mAで放電してみた。

放電中にも容量、電圧、時間、電流が表示されるのだが、
時間が経つにつれ徐々に低下する電圧の具合が、
気の迷いさんとこの放電グラフを連想させる。

もっとも今回の電池は使い古しだから1.2Vをあっさり下回ってるけど(w
放電は0.90Vで終了と思われる。「思われる」というのは、
0.91Vまでは確認できるのだが、
その後、終了と同時に電圧がすぐに上昇するのだ。
つまり電圧表示はリアルタイムに無加工で表示されるようだ。

気の迷いさんとこ(検証ページ)によると、サイバーギガ01は0.95Vで表示が固定されるようだが、それがなくて一安心。

液晶表示はYOUTUBEにあったので、そちらで。

充電開始

単三電池を充電を1.5Aでやってみたら80分ぐらいで終了。

- 放電時容量 放電時間 充電時容量 充電時間
A 1816mA/h 239分 1816mA/h 78分
B 1825mA/h 242分 1894mA/h 83分

処理完了後に液晶表示が続くので、
その間にこのあたりのメモがとれる(容量、電圧、時間、電流)。
電池を抜くとリセットがかかるので、メモ必須。
とはいえ、容量がカンタンにとれるのは便利。
こうなると、また電池にIDつけて管理しないと。

電流値を手動設定するのは初めてなので、単4用の設定を覚えておかないとな。
0.2A〜2.0Aが使えるけど、2Aだと爆発する?(←追記:しませんでした)
(↑追記2:1Aで十分パンチがでるので1Aで安定)

ブレークインモードに期待

日本語マニュアルによると5つの動作モードがあるらしい

Chargeモード 任意電流で充電
Refresh & Analyzeモード 充電→2時間休憩→放電→1時間休憩→充電
Break-Inモード 0.1C充電で16時間→1時間休憩→0.2C放電→1時間休憩→0.1C充電で16時間
Dischargeモード 任意電流で放電
Cycleモード 最大12回まで充放電を繰り返す

Refresh & Analyzeモード、Break-Inモードが
目玉機能のようだが、これはとにかく時間がかかる。
特にBreak-Inモードは「終了まで39〜45時間要します」とかマニュアルに書いてある

これだと一週間で2、3パックしか作れない。
これは少ない。手持ちの12パックほど、全部Break-Inモードしたいと思ってたのに(爆)
もう一台欲しくなるな。RCC51で仕入れてもらえたら、うっかり買ってしまいそうだ(^^;

ブレークインモードに挑戦

とりあえずこの後は、インテレクトあたりを1セット容量計測後に、
Break-Inモードでどの程度回復するのか見てみたい。続きは3日後か?

処理前の放電容量(半年前に購入したザップドではない
インテレクト単4、使用回数は、おそらく20回以上、30回未満程度。クイックエコ+自作放電器で管理)

1 591mA/h
2 609mA/h
3 590mA/h
4 591mA/h

追記

そういえば、この段階でばらつきが少ないのは嬉しい。
自作放電器は8本セットなので、その中で早く終わったヤツから
順番にソートして組み合わせを変えているのだが、
この作業が有効だったかもしれないからだ。
もっとも残りの2パックを計測してからでないと、
確実なことは言えないが、それは次回のお楽しみ(笑

追記2

マッチング手順のまとめ→ http://d.hatena.ne.jp/panda728/20081106)

追記2

マッチング方法変わりました
(内部抵抗測定装置) 
http://d.hatena.ne.jp/panda728/20120823/p1
(マッチング例) 
http://d.hatena.ne.jp/panda728/20121110/p1